JAC幼児教育研究所

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いくつになっても子ども心を... 〜第一回ジャック親子陸上競技記録会に思う〜

2008年9月10日 16:42

ゴールデンウィークの最終日。雲ひとつない青空のもと、駒沢オリンピック公園陸上競技場に、卒業生とその家族が集まって、第一回ジャック親子陸上競技記録会を行いました。]

子どもは「100m走」「走り幅跳び」「遠投」の3種目で記録を目指し、父親は「100m走」、母親は「50m走」で健脚を競ったほか、走り高跳び、メディシンボール(重いボール)投げ、竹馬走などユニークな自由参加種目も数多く実施。サッカー元日本代表の三浦泰年氏による実演や指導、アメリカンフットボールの中嶋寛氏による綱引きで花を添えてくれました。

さて、注目の「100m走」ですが、ほとんどのお父様方にとって久しぶりにもかかわらず、わが子に「見ておけ!」と言わんばかりの力走は、往年のカール・ルイスですら気合い負けする迫力。もちろん内情は複雑で、「まだまだやれる」と感じた方もいらっしゃれば、思うように足が上がらずスリッパ走りになったり、ゴール直前で足がもつれたりして、"軽くヤバい"、"かなりヤバい"とお気づきになった方もいらしたことでしょうが、みなさん活き活きと楽しそうに走っていらっしゃいました。幼い頃から事あるごとに、「最後まで頑張りなさい」「一生懸命やりなさい」と言われ続けてきた子どもたちも、必死に頑張る父親の姿を目にする機会はほとんどないはず。きっと、心に深く刻まれたことでしょう。

汗ばむほどの陽気のなか、会場のあちこちで湧きおこる歓声、そして笑顔...。気がつけば、1センチでも高く、0.1秒でも早くと、何度もトライしてガッツポーズをとる姿に、心からの拍手を送る私がいました。

フィナーレは、子ども選抜チーム(100m走タイム上位者)VS教室長チームのリレー。私もアンカーとして走りましたが、職員から「おとなげない」と言われる結果に...。ともあれ、「いくつになっても子ども心を持った大人でありたい」と、強く思う1日でした。

今でこそ"幼稚園・小学校受験"のジャックですが、その前身は、昭和44年東京都体育館で産声を挙げた"ジュニア・アスレチック・クラブ"。体力・気力の充実は、今もジャックの教育理念のひとつです。今回執筆した『子どもはなぜ「跳び箱」を跳ばなければならないのか?』では、スポーツを介しての子育てについても書いています。

■親子陸上競技記録会 最高記録


【父親の部】
●100m走:13.05秒 ● 走り高跳び:145cm ●メディシンボール投げ:12.5m


【母親の部】
●50m走:8.32秒   ●走り高跳び:120cm ●メディシンボール投げ:7.5m


【子どもの部】
●100m走:17.5秒  ●走り幅跳び:3.35m ●遠投:27m


〜次回の更新は6/26(木)の予定です〜