ジャックの絵本ジャックの絵本

ん~?どんなにおい?

ん~?どんなにおい?

スライド2

「まぁ!こんなにどろだらけになって!」
こうえんからかえると おかあさんが めをまるくしていった。
それから くんくんとにおいをかいだ。
「たくさんあそんだのね。さぁさぁおふろおふろ」

 

スライド3

きょうのおふろは あわぶくおふろ。
「さぁ、あたまをあらうぞ。めをぎゅっとつぶれよ」
おにいちゃんのてが 私の頭をゴシゴシあらう。

 ん~シャンプーのいいにおい。

 

スライド4

おふろにはいってすっかりきれい。

どん! と なにかに ぶつかった。
もごもごもご
ん? このにおい なんのにおいだっけ?

「あ!わかった!」

 

スライド5

「おじいちゃんのにおいだ!」
おじいちゃんは えのぐのにおいがする。
おじいちゃんのふくも おじいちゃんのへやも えのぐのにおいでいっぱい。

 「ん~? むこうから いいにおいがするぞ」

 

スライド6

ふわぁり ふわぁり
においが はなをとおって
くちのなかまで はいってきた。

 

スライド7

「ほうらね、コーヒーだ!」
おにいちゃんは うれしそうに コーヒーのカップに はなをくっつけた。
「ん~、いいにおい。ちょっとだけのませて?」

おとうさんは テーブルにクッキーもならべた。
「それじゃあ、おやつのじかんにしよう。
にわにいる おかあさんたちを よんでおいで」
「はーい」

「おかあさーん、おばあちゃーん、おやつですよー」

 

 スライド8

おかあさんたちは にわのていれをしていた。

「ちょっときて。 これ、なぁんだ?においをかいでみて」
おかあさんは もっているはっぱを みせてくれた。

くん くん くん

スーッと はなをとおって めがぴりっとするにおい。
「う~ん? なんてはっぱ?」

わたしがきくと
「ミントっていうのよ」
と おばあちゃんが おしえてくれた。

「さ、きょうはここまで。あめのにおいがしてきたわ。」
おばあちゃんが そらをみて
くんくん と においをかいだ。

 

スライド9

「あめのにおい?」
わたしもまねをして くんくんと
はなをうえにむけてみた。

「ん~?あめって どんな においかなぁ?」

 

スライド10

 

 

スライド11

―おしまい―