絵本紹介
絵本紹介
作・絵 ひろかわ さえこ
あかね書房
お母さんとお買い物に行った“かばくん”。ご近所の花屋のおじさんに挨拶し、颯爽と出かけます。
金物屋さん、肉屋さん、おもちゃ屋さん、パン屋さん…パーラーでひと休みしたら、お次は八百屋さんと魚屋さんでお夕飯のお買い物。 最後に薬屋さんでトイレットペーパーを買うと、荷物を抱えてお家へ帰りました。
“かばくん”の、いかにも子どもらしい姿や表情に好感が持てます。 途中、お友だちと立ち話をしているお母さんを待つシーンがあるのですが、そこで描かれている‘‘かばくん”の姿には、特に親近感が湧きました。教室でも同じ光景をよく目にするからです。
この絵本には、さまざまな商店が登場します。それぞれの店舗で売られている物が具体的にしっかりと描かれ、幼児にもわかりやすく構成されています。読んだ後、「エビは、何屋さんで売っているんだっけ?」などと、クイズを出し合って遊ぶのも楽しそうです。
【参考:かばくん・くらしのえほん】
『かばくんのいちにち』 『かばくんのはるなつあきふゆ』