絵本紹介絵本紹介

おおきなおおきなおいも(年中)

おおきなおおきなおいも(年中)

作 絵 赤羽 末吉
福音館書店

あらすじ: 楽しみにしていたイモ掘り遠足の日。ところが雨が降ってしまい・・・

今日は、あおぞら幼稚圃のみんなが、楽しみにしていたイモ掘り遠足の日。ところが雨が降ってしまい、遠足は1週間延期になってしまいました。
「つまんない、つまんない」と、がっかりする子ども達。でも、先生の、おイモは寝たら寝ただけ大きくなって待っていてくれるというお話を聞くと、頭の中は大きなおイモのことでいっぱいに。両手を伸ばしても足りないから、みんなで絵を描くことにしました。できたのは、先生も腰を抜かすほど大きな大きな大きなおイモ。
どうやって掘ろうか、どうやって運ぼうか、あんなことして遊ぼう、 こんな風に食べよう…と、子ども達の想像の世界が、どこまでも広がっていきます。

評:お子さん自身の体験とリンクしながら、想像の世界へと引き込んでくれる絵本です

幼稚圃や保育園に通っているお子さんなら、一度はおイモ掘りの経験があるのではないでしょうか。この本は、お子さん自身の体験とリ ンクしながら、創造や想像の世界へと引き込んでくれます。お友達と協力して作り上げた大きなおイモで、こんなことしてみたい、こんなだったらいいだろうなと、ワクワクしてくるお話です。