じゅげむ（年長）

作　川端 誠
クレヨンハウス

あらすじ： 男の子を授かった親がなにかいい名前はないものかと、お寺の和尚さんに相談をして・・・

じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ……
とんでもなく長い名前をつけられた男の子のお話です。

評：リズミカルな会話文になっている、ユーモラスな絵本です

言葉遊びや早口言葉として馴染みのある「じゅげむじゅげむ…」。 実は、男の子の名前です。この絵本には、この長い長い名前に込められた親の思いや、その名前がもたらす顛末が、面白おかしく語られる古典的な落語の噺が、子ども向けにまとめてられています。全編がリズミカルな会話文になっていて、親しみやすいのも特徴。落語らしいユーモアやウィットも楽しめます。
そうそう、読んだ後には、ぜひ、お子さんのお名前の由来を話してあげてくださいね。
【川端誠の落語絵本】
「ばけものつかい」「まんじゅうこわい」「はつてんじん」「おにのめん」「めぐろのさんま」「たのきゅう」「いちがんこく」「そばせい」「たがや」「おおおかさばき」「ときそば」「ひとめあがり」「かえんだいこ」