絵本紹介絵本紹介

なぞなぞライオン(年長)

なぞなぞライオン(年長)

作 佐々木マキ
理論社

あらすじ: ある秋の日、女の子が森できのこを採っていると、突然恐ろしい人食いライオンが襲いかかってきて・・・

ある秋の日、女の子が森できのこを採っていると、突然恐ろしい人食いライオンが襲いかかってきました。大きな口を開け、今にも女の子に飛びかかろうとしたそのとき、女の子がライオンに言いました。
「私の出すなぞなぞに答えられたら、私を食べてもいいわ。でも、答えられなかったら、私はこのままお家へ帰る。どう?」
実はこのライオン、なぞなぞが得意で、自信もありました。それで ニヤリと笑うと、女の子の挑戦を受けることにしたのです。
さて、勝つのは女の子?それとも…

評:軽快な語り口調と、どこか親しみのあるイラスト。軽い気持ちで楽しめる絵本です。

軽快な語り口調と、どこか親しみのあるイラスト。軽い気持ちで楽しめる絵本です。
主人公の女の子と、人食いライオンのなぞなぞ勝負を描いた表題作「なぞなぞライオン」の他に、大蛇と早口言葉の勝負をする「ヘビは、 はやくち」、大きなサイとしりとりの勝負をする「しりとりなサイ」の3 本立て。なぞなぞも、早口言葉も、しりとりも、言葉と親しみ、ボキャブラリーを増やすことができる楽しい遊びです。ユニークなお話を楽しんだ後は、お子さんと一緒になぞなぞをしたり、早口言葉を言い合ったり、しりとりをしたりして遊んでください。