保護者インタビュー
Vol.1
「どういう子に育てたいか」が
出発点
M.K.様
お父様・お母様
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教室
勝どき教室
教室長とお父様・お母様
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合格校
- 青山学院初等部
- 学習院初等科
- カリタス小学校
- 昭和女子大学附属昭和小学校
- 東洋英和女学院小学部
※あいうえお順
Story#1
娘の笑顔と
やる気を大切にして
(お母様)娘は三姉妹の末っ子で、姉二人もジャックの卒業生です。長女がジャックの体験授業に参加したとき、周りのお子様は自分の名前を書けていたのですが娘は書けなくて…そんな娘が前向きに頑張れるようにフォローしてくださる先生の様子を見て、入塾を決めました。実際に通い始めてからも先生のあたたかく的確なご指導は変わらず、笑顔をひきだすような声がけをしていただけるので保護者として安心感が大きかったです。
ジャックに通い始めたばかりの頃は、苦手なことがあると止まってしまう場面も。娘が「難しい」「できない」と言う前に、「練習しようね」「今日はできなくても3回だけやってみよう」という声がけや、過程に注目して褒めることを心がけました。また、ジャックでいただいたご褒美のシールや、「友達に優しくする」などの娘が目標を書いた紙を家の壁に貼って、モチベーション高く過ごせるよう工夫しました。すると、娘から「一緒に練習しよう!」という前向きな言葉が出るようになりました。
Story#2
家族で思いやりの
心を育む
(お父様)「どういう子に育てたいか」を考えるのが出発点であり、それを叶えるための一つの手段が受験なのだと思います。わが家では、娘たちが幸せに育ち自立して生きていくために大切にしたいことを夫婦で深く考え、「思いやりの心を育てる」「五感を磨き、自由で積極的な発想を育てる」の二つを教育方針として掲げて、受験に臨みました。
まずは、私たちが見本となるよう意識して日々生活しました。「思いやり」の点でご説明すれば、私が、家族全員の靴を毎週磨いたり、破れてしまった娘の絵本をテープで補修して手渡したりして、思いやりの姿勢を示しておりました。
私たちの思いが伝わっているのか、娘はとても優しい子に成長しています。私が仕事から帰ってくると洗面所の水を出してくれたり、妻がゴミ捨てに行くと帰ってくるまでにゴミ箱に袋をセットしてくれていたり。私たちが別のことをしている間に、洗濯物をたたんでタンスの前に置いてくれることもあります。「小学校受験に役立つから」とお手伝いをさせようとしたことは一度もなく、周りの人のために自分ができることを見つけ、前向きに楽しく取り組んでいる姿が嬉しいですね。私たちが娘の目を見て「ありがとう」「助かったよ」と伝えることで、自信にもつながっているようです。
Story#3
夫婦で役割を持ち
娘の力を育んで
(お母様)子どもが3人ということもあり、時間のやりくりもポイントの一つでした。娘が起床して幼稚園に行くまで約2時間半。まずは、体や頭を起こすためにボールつきや縄跳びを。朝食は何分で食べるか娘に決めてもらい、ジャックでいただいた可愛いタイマーを使って時間を意識させました。そして、ちぎり絵などに取り組んで集中力を高めてからペーパーへ。初めから「10枚やろう」と言うと「多い!」となるので、「20枚やろう」と言ってから娘の様子を見て調整するようにしていました。ご褒美には四季の花や動物のシールを用意して、何のシールかクイズを出して当たったときは大きめのリアクションをするなど楽しく取り組める工夫をしました。
(お父様)娘が「できないのは、パパとがいい!」と言うので、妻と役割を分けて私は “レア・キャラ”に徹し、ここぞという時に教えていました。大切にしたのは、「できない原因」を探ること。同じ「できない」という結果でも、「話を聞いていなかった」「手の動きが遅く、丸をつけられなかった」「本当に分かっていない」など、さまざまな原因が考えられます。「本当に分かっていない」ときは、本人に分かりやすい方法を考えるのが私のやるべきことだと思いながら取り組みました。例えば、「左右」や「鏡」の理解が曖昧なところがあったので、手首にリボンをつけて鏡の前に立って手を上げながら確認するなど、私も同じリボンをつけてゲーム感覚で覚えられる方法を考え工夫しました。
(お母様)受験までの最後の1ヶ月は家で過ごす日も多かったのですが、「今日は何をしようか?」と声がけをして、娘の自主性を大事にしました。ペーパーを何度も繰り返し行うのはやっぱり大変なので、娘が嬉しくなるようなイベントを毎日一つは入れていましたね。
(お父様)その頃、娘は、料理にはまっていて、プリンを作ったり焼きそばを作ったりしていました。材料を買いに行って、例えば、ビタミンCが豊富な野菜や果物について、「オレンジを食べるとお肌がつるつるになるんだよ」と話して興味を広げる声がけをしたり、野菜ソムリエの資格を持つ妻が選び方のコツを伝えたりしているうちに、野菜や果物が大好きになったようで絵にも描くようになりました。
Story#4
アドバイスが活きた
願書と面接準備
(お母様)娘は、少し子どもっぽさを感じるところがありました。テストを受けたあとに「どうだった?」と聞くと、「お友達ができた!」と嬉しそうに答えることも。
(お父様)年中の頃からずっと、ジャックの授業が好きで受験というものを意識せずに楽しく通っていました。先生は盛り上げてくれるし、お友達もたくさんいるし。そんな娘に自覚が芽生えたのが、学校別授業などを受けるようになってからだったと思います。
(お母様)ただ、自覚は出てきたものの学校別模試では成績に波があって…。大きく落ち込んだ時にジャックの先生にご相談すると、一つひとつ原因と対策を分析してくださり、実践することで安定していきました。
(お父様)先生には模試や授業後のアドバイスだけでなく、願書や面接の準備でも大変お世話になりました。上の娘二人の時に試行錯誤したこともあり、今回は少し安心していたのですが、「同じ学校だからといって、同じ内容では駄目ですよ」と。アドバイスを素直に受け止め、練っていきました。
(お母様)面接については、わが家が聞かれそうな質問を整理してくださり、実際に受験当日も聞かれることが多く驚きました。夫婦そろって、「伝えたいことは全て伝えられたね」という達成感がありました。
(お父様)面接と言えば、娘にとって夏休みに面接対策の講習会を受けたことが大きかったです。模擬面接の様子を撮影したデータをいただけるので家で一緒に確認すると、娘は自分の受け答えや姿勢を客観的に見て気づきがあったようで、次の日からの変化は目を見張るものがありました。
Story#5
娘と手をつなぎ
祈りを込めて
(お母様)受験当日、娘から緊張感が伝わってきました。そのような時に「あれに気をつけよう」といった確認をすると、ますます緊張感が高まってしまうものです。元気に試験を受けられることへの感謝とともに、「ジャックの先生と頑張ってきた娘を見守ってください」と、娘と手をつないでお祈りをしてから送り出しました。
(お父様)結果は全てが終わってから伝えようと夫婦で決めていたのですが、ある学校の面接を受けたあとに娘が失敗してしまったと落ち込んでいたので、一校だけ合格を伝えました。「先生の話をしっかり聞いて頑張れたから、花丸をもらえたんだよ」と言うと、安心感が生まれて自分らしさを取り戻したようです。娘から「この学校に行きたい」という言葉を聞いたことがなかったのですが、最後に姉二人が通う学校から花丸をもらえたことを伝えると、「同じ制服を着て、一緒に通えるんだね」と。娘の思いに驚きましたし、ご縁をいただけたことに安堵しました。
Story#6
わが子を信じて
見守る大切さ
(お父様)日々忙しく漠然と過ごしてしまいがちですが、「どういう子に育てたいか」という目標を夫婦で共有することで子育てに張り合いが生まれ、うまくいかない時もアイデアを出し合いながら乗り越えることができたように思います。三姉妹を育てていて実感しますが、子どもの成長スピードや伸びるタイミングは一人ひとり違います。これからも、娘たちを信じて見守っていきたいですね。
(お母様)そうですね。娘やジャックの先生を信じて、心の余裕を持つことが大事なのだと振り返ってみて実感します。親の緊張感や不安は、子どもにも伝わりやすいものです。私は、周りの方の力を借りること。そして、叱りたいけれど我慢して、できたところを褒める。そして、娘を褒めた自分を自分で褒めるようにして心の安定に努めました。週末に自然の中で遊んだり、陶芸など色々なことにチャレンジしたりするなど、「五感を磨き、自由で積極的な発想を育てる」を具現化して思いっきり楽しめたことも、大切な思い出になっています。